公式試合結果より

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2月11日(木)「大阪ハリケーン2010」〜ピンクリボンチャリティー〜
大阪府立体育会館第1競技場 15:00開始 観衆5083人(超満員)


■タッグマッチ20分1本勝負
 ペロ&×タコヤキーダー
 (9分31秒フライングソーセージ→片エビ固め)
 入江茂弘&○三原一晃

※入江&三原のプロレス教室出身タッグが先輩相手に大奮闘。最後は三原がタコヤキを圧殺した。

タコヤキーダーとペロのコンビネーションが意外と良かったですが、残念ながら一歩及ばずか


■女子プロレス提供試合 タッグマッチ30分1本勝負
 GAMI&○桜花由美
 (10分43秒タイガー・スープレックス・ホールド)
 ×アップルみゆき&華名

※いかにも女子プロレスという展開に場内大盛り上がり。桜花、アップル、華名の華麗な攻防とGAMIがメガホン攻撃で場内を沸かせる。試合後はGAMIが3月21日に行われるOSAKA女子プロレスのPRを行った。

女子も面白いですね。
ガミさんのメガホン攻撃のタイミングが素晴らしかった(笑)


■スペシャル6人タッグマッチ30分1本勝負
 ○越中詩郎&菊タロー&救世忍者乱丸
 (13分05秒パワーボム→エビ固め)
 松山勘十郎&くいしんぼう仮面&×えべっさん

※越中の真似をして越中を挑発する松山、くいしんぼう、えべっさん。しかし、最後は本家のヒップアタックからパワーボムでえべっさんが撃沈!

やはり、この顔ぶれの中では、越中さん、おっきいです
勘ちゃんのヒップアタックが良かったですよ
欽ちゃんジャンプをなかなか飛んでくれず、菊ちゃんが耳打ちで説明して、3回目でやっと飛ぶw
それ以外はお約束に付き合ってくれました。
そして乱丸ちゃんが、金縛りを効果的に使えるようにw
勘ちゃんと張り手合戦で向き合ったのが、なんと乱丸ちゃん
最後に勘ちゃんが大きく振りかぶったところで、忍法炸裂
自分の代わりに金縛った吉野レフを設置w
無防備だったはずの吉野レフだったが、おそるべく反射神経で、金縛り解除とともに、勘十郎を張り飛ばすwww
勘ちゃんが愛しの乱れ髪を越中さんに炸裂させるも、容易く脱出されてしまった。
あれは、もっともがいてぐるぐる巻になるべき(笑)


■タッグマッチ60分1本勝負
 ○タイガースマスク&ブラックバファロー
 (12分47秒マスク剥ぎ→反則)
 ×Gamma&×スペル・シーサー

※なんとしてもCIMAを引きずり出したいタイガース&バファロー。しかし、シーサーのテクニックとGammaのラフファイトに苦戦を強いられる。特にやりたい放題のGammaに場内から大ブーイングが巻き起こる。最後はGammaとシーサーが2人がかりでタイガースのマスクを引き剥がし反則負け。試合後、Gammaは「やっぱり大阪プロレスはデパートの屋上のぬいぐるみショーだな!」と挑発。これにタイガースが素顔も隠さず突っかかる。バファローは不甲斐ない結果にファンに「すみませんでした。」と言い残し去っていった。

試合だけをみれば、いい試合だったと思う。
でも、いろいろ知ってるファンからしたら、心情的に複雑なものがあるせいか、タイガース、バファローへの声援は控えめ
でも、ガンマ、シーサーへのブーイングは結構あったかも
自由席では、熱きドラゲファンが、ガンマ、シーサーへ熱き声援を送る
最後は残念なことに、ガンマ、シーサーによる、タイガースのマスク剥ぎという不透明決着
ガンマの言いたい放題も、タイガースが素顔を晒してまで突っかかって行ったにもかかわらず、黙って聞く結果に
あそこで正規軍の誰かに飛び込んできて欲しかった


■スペシャル8人タッグマッチ60分1本勝負
 ○アブドーラ・ザ・ブッチャー&アジアン・クーガー&冨宅飛駈&ミラクルマン
 (8分42秒毒針エルボー→体固め)
 FUJITA&×ヲロチ&The Bodyguard&タダスケ

※本日の目玉であるブッチャーの入場に場内は釘付けとなる。試合が始まるとなんと先発はブッチャー。ここぞとばかりにルード軍はブッチャーを攻撃。しかし、ブッチャーは地獄突きで蹴散らしていく。これにクーガー、冨宅、ミラクルも乗ってルード軍を追い詰めていく。最後はブッチャーが地獄突き連発から毒針エルボーで勝利!試合後ブッチャーは自らブッチャーコールを巻き起こした。

毒針エルボー決まった時の歓声が凄かった。みんな見たかったんだね。


■大阪プロレスタッグ選手権試合時間無制限1本勝負
 <王者組>秀吉&×政宗
 (20分53秒片山ジャーマン・スープレックス・ホールド)
 <挑戦者組>小峠篤司&○原田大輔

※王者が5度目の防衛に失敗。小峠篤司&原田大輔が第24代王者となる。
※8月のタイトル挑戦以来のリベンジマッチ。絶対王者戦国が鉄壁のコンビネーションで小峠を集中攻撃。原田が挽回を図ると小峠とのコンビネーションで巻き返す。試合終盤、小峠が場外弾を繰り出しリング上は原田と政宗の一騎打ち。原田は政宗に片山ジャーマン2連発を決め、初のベルト奪取を果たした。

あうあう。俺は悔しいです。
しかし、小峠原田組の勝利が大阪プロレスにもたらすものは大きいと思うし、もちろんこれから始まる物語がどうなっていくのか、大いに楽しみです。
そして、次、この二人に挑戦するのは、誰だろうか


■大阪プロレス選手権試合 ノーDQマッチ 時間無制限1本勝負
 <王者>×ディック東郷
 (33分33秒ファイヤーバード・スプラッシュ→片エビ固め)
 <挑戦者>○ビリーケン・キッド

※王者が3度目の防衛に失敗。ビリーケン・キッドが第17代王者となる。
※場外カウント無し、反則裁定一切無しのノーDQマッチのメインイベントは東郷の奇襲でゴング。場外乱闘、凶器使用、セコンド介入と考えうるあらゆる反則行為を使用しビリーを追い詰めていく。さらにルールを生かしてビリーのマスクにまで手を掛ける。半分以上顔が露出するほど引き裂かれたマスクで思うように動けないビリー。しかし、セコンドもろともトペコンを浴びせ反撃。すると、東郷が額から出血!東郷が失速しビリーのペースになるかと思いきや、東郷はビリーのマスクを完全に剥ぎ取ってしまう。これでも反則にならないノーDQマッチの恐ろしさに場内から悲鳴が沸き起こる。顔をタオルで隠しながら反撃もままならないビリーは東郷の攻撃をなんとか回避し誤爆を誘う。この隙に新しいマスクを手に入れたビリーはようやく反撃開始。終盤、バファローがビリーにイス攻撃を喰らわせようとするが東郷に誤爆。ビリーは奥の手ファイヤーバードを放ち勝利を掴み取った。
試合後、ビリーは賞金の400万円を「金の為にやったんじゃない。俺はもっと掛け替えの無いものを手に入れた。」と受け取り拒否。ファンに今日の勝利を感謝した。

反則裁定無しという事で、マスクが剥がされても戦い続け無ければいけないのは、見ていて辛かった。昨年のタッグフェスで政宗、今回はタイガースのマスクが剥がされ、ついにビリーまでと・・・ふぅ(´・ω・`)
でも、それでも勝ったビリーさん、諦めない心は、会場にいた全ての人に伝わったと思います。大阪プロレスのエースとして、ビリーさんなら、頼もしいです。

さて、今週のサタナイから、また何か動きはあるのでしょうか
2010年が大阪プロレス躍進の年になりますように。